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活動報告

2013年8月のバックナンバー

「スイス銀行とヨーロッパマーケティングツアー」

2013年8月 5日

8日間の西村晃と行く「スイス銀行とヨーロッパマーケティングツアー」は昨年のマレーシア・シンガポールツアーに続く2回目の海外研修ツアーでした。

今回は 39人が参加、その多くは企業経営者でした。
資産運用をテーマにした海外研修ツアーはこれまであまりなく、主催したクラブツーリズム、協力したJALともに新規顧客のヒントになったようです。

スイス銀行を勉強するだけでなく、同行したクラブツーリズムの渕山知弘支店長による、「「GS世代に強いクラブツーリズム」の秘密と題した講話、また神宮寺勇JALパリ支店長による「ヨーロッパ最新経済情勢、および現場から見たJAL再生」の講演など、勉強内容も盛りだくさんでした。
幸い連日好天に恵まれ、ユングフラウの絶景を体感しながらスイスの世界戦略を学ぶこともできました。

来年は「GS世代」に人気の洋上クルーズをテーマに海外研修を行います。

 

【 1日目 】

西村晃と行く「スイス銀行とヨーロッパマーケティングツアー」が始まった。総勢39人のメンバーが全国から成田空港に集まり結団式。

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成田空港団結式

 

クラブツーリズムの霜田正明取締役、日本航空の弥勒学氏も駆けつけてくださった。
定刻成田発、フランクフルトまでおよそ12時間、乗継のスイス航空でチューリッヒへ。
到着は現地時間21時半、ホテル到着は22時という強行軍だった。
チューリッヒ空港には今回の研修の目玉となる、スイスバンクを解説してくださる金融コンサルタントの齋藤昌義先生が出迎えてくださった。
山口美緒さんのトランクが紛失するトラブルが発生したが、とりあえずみんな疲れた表情ながらホテルに入った。

 

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フランクフルトトランジェット

 

【 2日目 】

~チューリッヒの朝~

昨夜寝たのは深夜だがいつものように早朝起きて散歩。
クラウンプラザホテルの前は電車道、チューリッヒの町は路面電車網が張り巡らされており便利だ。
同行の齋藤満由美さんと散歩。
朝一番早いのはパン屋のおじさんのようで カフェは早くから開いていた。
ホテルの周囲は再開発地区で高層マンションがあり、中央に広々した公園。
Y字の巨大ブランコが印象的。

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早起きパン屋さんの前で斉藤さんと

 

 

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クラウンプラザホテル

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散歩で見つけた公園

 

~こじんまりとした街~

スイスは九州くらいの面積に800万人が住む。
移民で人口は増加傾向。
金融の町チューリッヒは人口37万人、スイス最大の都市だ。
しかしチューリッヒ湖を臨む風光明媚な高原の町といった感じで、ニューヨークやロンドンのようなギスギス感はない。
チューリッヒ湖は静かで、遊覧船が浮かびリゾート気分。
守り神のライオン像がそびえる。

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リトマ川に面するチューリッヒ

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リゾート気分を満喫

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チューリッヒ湖にて

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チューリッヒの守り神ライオン像

 

チューリッヒは宗教改革が起こるが、中世は教会勢力が力を持っていた。
また近代以降は鉄道交通網が整備され要衝の地となる。
メインストリートから一歩はいると坂と迷路のような小道に迷い込む旧市街地だ。
小さな個性的な店が並び、訪れた人を飽きさせない。

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こんな町の飾り方もあるんですね

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古い街並みを散策

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チューリッヒ市街を望む

 

さあ勉強だ。
今回の西村晃と行く「スイス銀行とヨーロッパマーケティングツアー」のメインイベント、日本人金融コンサルタント、齊藤昌義先生の講義が始まった。
金融の町チューリッヒに来た最大の目的はこれだ。

なぜスイスバンクなのか?
なぜいまスイスなのか?
どうやって口座を開き、資金はどのくらい必要で、預入はどうすればいいか?
具体的な方法についてきわめて明快に語っていただいた。
そもそも齊藤先生を紹介いただいたのは、長年の知己の矢作望さんのご紹介。
今回矢作さんも参加、ついに実現したセミナーでもあった。

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いたるところに金融機関が

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齋藤先生の講義

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質問も相次ぐ

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齋藤先生、ご紹介いただいた矢作さんと

 

夕方までの自由時間チューリッヒの町へ電車で出かけた。
わかりやすいゾーニングされた運賃体系、メインストリートのバーンホフ通りにも専用軌道がありいまだ路面電車が市民権を得ている。

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バーンホフ通り

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電車初体験


その中心街は時計店とチョコレートを中心とした菓子店が多く並ぶ。
そして高級店ほど中国人が群がり、小学生にまで親が高級時計を品定めさせている。
町全体を中国人が占領している趣に興ざめする。

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チョコレートの名店シュプリングリ

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スイスは時計屋ばかり、客は中国人ばかり

 

夜はホテルで夕食前にスイス人税理士による勉強会。
日本人の通訳で、日本人富裕層向けの資産運用ビジネスについて説明があった。

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夜はまた勉強会

 

 

【 3日目 】

~チューリッヒ→ルツェルン→インターラーケン~

チューリッヒからバスで一時間、ルツェルンに着く。
ここはもともと街道の宿場町として栄えた。
こじんまりとした街ながら旧市街のたたずまいと、ヨーロッパ最古の屋根つきの橋カペル橋で知られる。
宿場の旦那衆が栄華を競うように家の壁面に鮮やかな絵を描き、それが不思議な調和を醸し出している。
現在は観光の町だが、中心街はやはり時計店が目につく。
昼食後再びバスに乗り、アルプスの玄関口インターラーケンを目指す。
途中広がる高原は、アルプスの少女ハイジが飛び出してきそうなメルヘンの世界だった。

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ルツェルン旧市街地

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カペル橋

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時計店が多い

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アンデスの高原

 

インターラーケンとは二つの湖の間という意味。
湖の国スイスは美しい湖面に山々の姿が鏡のように映る。
インターラーケン中心部は観光都市らしくホテルと土産もの店が中心。
荷物を宿において散策、教会の尖塔の向こうに見えるユングフラウは白い雪をたたえている。
あすはいよいよあそこに登るのかと気分も高揚する。
本日はバス車中でクラブツーリズムの渕山支店長からレクチャーを受けた。
バリアフリーの旅行への取り組みという話もあったが、アルプスにも電車を使って障害者でも登れるのだからすごいことだと思う。

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インターラーケン

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美しい教会

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貴族が集ったカジノ

 

夜は地元のカジノに併設されたレストランで、ミートフォンデュ、チーズフォンデュを食べながらフォルクローレのショーを楽しんだ。

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フォルクローレショー

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【 4日目 】

 

早朝宿泊先のこじんまりとしているリンダールグランドホテルから散歩に出る。
インターラーケンも日中は30度を超えるが朝はすがすがしい。
目指すユングフラウがよく見えている、これは期待できそうと胸が高鳴る。

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リンダールグランドホテル

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ユングフラウ

 

8時ホテル発、8時35分発の列車で出発。
接続の良い登山鉄道を3本乗継ぎ、昼前には山頂へ。

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登山鉄道に気分も高揚

 

標高2000メートルを超えるあたりから、元気の良かったメンバーもウトウトしだした。空気が薄くなってきたのだ。
そしていよいよ氷河の中をくりぬいたトンネルを抜ける。
あたり一面白い世界。
密度濃く固まって氷河は光の屈折の関係で青白く、その上に積もった新雪は白く見える。

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青白い氷河の上の白い新雪

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山頂近くは一面氷河

 

寒い。
出発前アメ横で買ってきたヤッケは大げさではなかった。
気温は2度。
氷の上を歩く体験も新鮮だ。

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山頂付近も青空

 

何度かユングフラウに来ても、天気に恵まれないという人は多いようだ。
また一日の中でも天気が目まぐるしく変わり、山頂の眺望がかなわないという例もある。
その点、今回は完璧!
見事な風景を堪能できた。
山頂から一つ下の中継駅クライネシャイデックまで降りたところでランチ。
全員の満足そうな顔を見てほしい。

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天気に恵まれ満足

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クライネシャイデックでランチ

 

【 5日目 】

インターラーケンからバスでバーゼルへ。
車中私のマーケティング講座。
片時も無駄にしないのが西村ツアーの流儀である。

バーゼル駅。
パリ行きTGVの入線を待つが、旅慣れた人でも泣かされるのが、一等車がどこに着くか気まぐれなこと。ホームの表示も、統一されていない。
あっちだ!
添乗員の掛け声でみなトランク抱えて全力疾走。
しかも4分で40人分のトランクを積み込むのは不可能に近い。
なにしろこの鉄道に荷物を置くスペースがないのだ。
通路は山と積まれたトランクで身動きが取れない。
国際列車なのだからトランク持参など十分想定できるのに、少しも改善されない。
おまけに予約してあった40人分の昼食は積んでいなかった。
クラブツーリズムのメンバーの交渉で、折り返し便のために積んであった食事を供出させたが、普通ではありえないいいかげんさは、さすがに国鉄。
お客無視の姿勢は見上げた根性だ。

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バーゼルからパリへ

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40人のトランクを瞬時に積み込まなければ

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快適一等車だが荷物置き場がない

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難渋苦行の果てついについたぜ華のパリ。

 

ブローニュの森にあるミシュランの星に輝くレストラン。
ここでの夕食ゲストは、神宮寺勇JALパリ支店長。
食事前にヨーロッパ経済情勢とJAL再生をテーマにした講演。
その後会食、恒例の誕生会も行う。

夜も更けたころ、帰路のバスでエッフェル塔夜景を見に行く。

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ミシュランの星に輝くレストラン

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JALパリ支店長の講話

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食事前神妙に

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夜景のエッフェル塔

 

【 6日目 】

この日はオプショナルツアー。
私は、町おこしの実例研究のためシャンパーニュ地方へ。
パリから車で3時間。
田園風景の中にブドウ畑が目立ちだしたところで車がたくさん駐車している集落がある。
年に一回のシャンパン祭りが今日開かれているのだ。
シャンパンを製造する32軒の蔵元が参加、入場料を払ってもらうクーポン券を使えば、そのすべてで試飲ができる。
シャンパングラスをもらってさっそくスタート。
11時の開場からどんどんお客が増えて、村は大賑わいだ。

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この辺りはシャンパンの酒造農家が集まる

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畑の中で人が集まっている地域が

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年に1回のシャンパン祭り

 

地図を頼りに村の中に入り、数字を割り振られた蔵元へと入ってゆくとグラス一杯なみなみとシャンパンをついでくれる。
35度の気温でのどはカラカラ、冷えたシャンパンのおいしいこと。
ツアー仲間では15か所くらいで飲んだという人もいたが、酔いが回るのも早くせいぜい7~8軒というのが限界か。

つまみのサラミやサンドイッチも売られ、バンドの演奏などもあり、村は終日大賑わいだ。

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このブックから試飲をすると半券を切り取る

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32の酒蔵が参加、入場料払うとスタンプラリーのように試飲ができる

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酒蔵の番号を地図でさがす

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さっそく1軒目

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試飲だけでなくアトラクションも多彩

 

この祭りはフランス国内でも認知度が高いものではなく、せいぜい地元の人たちのお祭り、観光客も少ない。
日本人の集団は我々だけで、それだけに一生に一回しかできない経験ができたと、みな大喜びだった。

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近隣住民が中心

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日本人はほとんどいない

 

このシャンパーニュの祭りのように今回はクラブツーリズムに全く独自のオプショナルツアーを提案してもらった。
この日の夜はモンマルトルのシャンソニエに行くツアー。
夜更けまでシャンソンを歌う「歌声喫茶」のようなところだったが、アンダーグランドな雰囲気が漂い、これもここだけの経験とみな好評だった。
治安の悪いパリの中でもモンマルトルだけに、送迎のバス付きのツアーだったが、安全のためなら多少割高でも仕方がないと、みな納得していた。

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夜はモンマルトルのシャンソン酒場へ

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狭い酒場は人でいっぱい

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みな遅くまで歌っていました

 

【 7日目 】

 

実質、最終日は今後日本がどう進むべきか問題提起を行うためあえてジベルニーを選んだ。
あのクロード・モネの家とスイレンの浮かぶ池のある庭で知られている。
200点に及ぶ日本の浮世絵のコレクションはいかに日本文化をこの画家が愛していたかを思い知らされる。
今我々が、何をすべきか。
アメリカ追随でもアジアの低コスト生産との競争でもなく、独自の文化を商品化する路線である。
そのヒントがここジベルニーにある。

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あのスイレンの池

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ジベルニーのモネの家

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午後は蚤の市へ

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わけのわからないものがいっぱい

 

 

 

 

 

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